ストーブ修理 コロナ SX-E286Y
「ストーブがつかないので見て下さい」とお電話いただきました。
点火ボタンを押しても“ビビッー”と点火音はしますが、着火しません。
芯を触っても油が手に付きません?・・・・
これはどうも芯が水分を吸ったようです。
本体のタンク受け部に水が入っています。
ドラム缶より取り出した灯油に、底の水もいっしょに給油されたようです。
上の写真は取り外した“芯”です。
通常であれば芯を交換しますが、少しタールが付着しているだけで乾かせば大丈夫でしょう。
本体内部に入った水分をキレイに取り除き掃除をします。
芯もドライヤーなどで完全に乾燥させます。
そして元通り組み立てて、新しい灯油をタンクに入れ点火します。
ちゃんと点火し正常に炎が出てきました。
これでこの冬活躍してくれそうです。ドラム缶の底の水にはご注意下さい。数年に一回はドラム缶のお掃除お願いします。