エアコン工事 貫通スリーブ 倉敷市茶屋町早沖

新築時に取付けされたエアコンの入替工事です。

93年製ですので、29年前の機種です。

この三洋電機製の機種は、私が若い頃取付けした事があります。

(こちらのお客様宅分は取付していませんが・・・・)

懐かしいエアコンです。

この頃はどのメーカーも日本で製造していましたが、

ここ近年は中級クラス以下は中国製となっています。

取り外すと、配管の開口部に必要な部材が取り付けされていません。

こんなパイプ(貫通スリーブ)がありません。

この部材は必要な物で、壁内や屋外からの空気の流入を防止したり、

ネズミなどのいたずら防止、配管保護の役目があります。

お安い販売店で購入したりすると、工事屋さんが材料費節約のため施工しない事があります。

手抜き工事ですが、室内機を設置した後は見えないのでわかりません。

また屋外側では、下の写真のようにパテにて隙間を埋めます。

配管パイプなどをつなぎ、真空ポンプにてパイプ内の空気を抜き乾燥させます。

最後に試運転して完了です。

正式に工事をすると、色々な手間がかかり時間がかかります。

エアコンの寿命を伸ばしたり、故障が起こらないようするためには必要な作業です。

自由競争の時代ですから、お値段が安いに越した事はありませんが、

手抜き工事にならないように、当店(アトム電器チェーン)ではお客様のため、

各自が責任を持って、日々販売・施工に努めています。