「平和祈念展in岡山」 岡山シティミュージアム 抑留記 シベリア11年 竹原潔
岡山シティミュージアムで開催の平和祈念展に行って来ました。
昨年末、とても内容の濃い竹原潔さんの「抑留記」、452ページを読んだところでした。
戦時中の写真・召集令状・軍服などがの資料が展示してあります。
本の中にも書かれていた、「防寒外套」が展示されていました。
袖がありません・・・・
酷寒の地シベリア、想像を絶する抑留に関する資料や絵が多数展示されています。
歩いて中国から国境を越え、ソ連に向かっている絵です。
本の中にも出てくる劣悪な環境のラーゲリ(収容所)。
深い雪の中での伐採の絵。
「ノルマ」と言う言葉が出て来ます。
言語の由来は「ロシア語」だそうです。
抑圧感のある言葉のように思います。
実際に使われて鋸や斧です。
竹原さんは11年間ロシアに抑留されました。
終戦後の混乱期に日本への帰還体験記の「竹林はるか遠く」は、
数年前に読まさせていただきました。
避難民に関しての資料なども展示されています。
多くの民間人が亡くなられています。
こちらは引き揚げ船が舞鶴港に帰還した絵です。
また、「ラーゲリより愛を込めて」の映画が始まっています。
今度の休みに観に行ってみましょう。
昨年から始まった、ロシアによるウクライナ侵略も早く終わってほしいです。
戦争などは決してあってはならない事です。
世界が平和で安心して暮らせるよう祈ります。