デロンギ 小型電気ポット 修理不能? SJM010J 何とか使えるように
2011年販売終了の電気ポット修理依頼です。
メーカーにお問合せをされ、修理不能と回答されたそうです。
お客様がネット検索で当店がヒットしたそうです。
当然部品手配不能。
お父様からプレゼントされた記念のポットなので、
何とか修理して使いたいとのご要望でした。
「修理可能か調べてみます」と、現物をお預かりしました。
特殊なネジを外して分解し調べます。
簡単な構造のポットですが、
内部部品が劣化していますので部品交換が必要です・・・・
お客様に「中古の同型の部品が使用出来れば修理可能かも?」と
うかがいしご了承いただきましたので、メルカリで程度の良さそうなポットを入手。
部品を移植します。
後は元通り組立しテストします。
正常に水が沸騰し切れました。
良かったです!
今ではお安い商品はほとんど中国製ですし、
壊れても部品の交換は不能ですので、買替えしかありません。
使い捨ての時代です。
良い物を、修理しながら長く使う・・・・・
こんな時代は終わっています。
自然環境にやさしく、使いやすく、修理可能で価格もお安いのがベストですね。
私たちの暮らしが便利になるのはいいのですが、
地球の環境が壊れ、異常気象が多発しているのが現状です。
欲と快適を求め過ぎて自分の首を絞めているのかも知れません。
どうか人類全体が平和で、地球環境がこれ以上悪くならないよう願います。