パナソニック CDラジカセ修理 RX-DT707

当店のブログをみて、福岡より修理品が届きました。

故障内容はLINEで伺ってのご依頼です。

「修理可能かどうかはわかりませんよ」と事前にお伝えしています。

今の季節、日中はエアコンで忙しいので、

時間に余裕のある夜分解し診断します。

故障内容は、CDの出し入れが出来ないとの事。

やはりボタンを押しても、何とかメカは動こうとしていますが出て来ません。

定番修理のベルトを交換します。

当然メーカーには在庫がないので、同規格の物と交換します。

ベルトを交換しただけではまだ調子が今一です。

上部のCD押さえの部分に異常がありそうです。

黒いシリコンのスポンジが劣化して、掃除をしてもダメな感じです。

セロテープを一部に貼ってテストすると何とか動作しますが・・・・・

既存のスポンジをキレイに剥がし、同じような材質のスポンジをカットし貼り付けます。

今度はバッチリ動作しました。

テスト後はCDメカ部をキレイに分解クリーニング・グリスアップします。

また、気になるスピーカー部のホコリも取っちゃいましょう。

内部より分解しないと取れません。

キレイになりました。

お使いではないと思いますが、カセット部のヘッドなどもお掃除しましょう。

先月のラジオ修理に引き続きCDラジカセの修理。

このモデルは1991年発売の商品・・・、33年も経っているのか・・・

ご依頼の方には承っていませんが、ず~とお使いされてはないよう気がします。

外見がキレイですので、押し入れの中に眠っていたような感じです。

かなり大きなCDラジカセ、スピーカーも4個搭載ですので、いい音で音楽が聴けます。

とりあえず直って良かったです!

器用な方ならご自分でも修理可能です。

ただ、細かいところもありますので、あくまで自己責任で。